4年に一度のスポーツの祭典「オリンピック」アスリートたちの熱い戦いを楽しみにしている方も沢山いると思います。
競技には「ルール」があり、その決まりを守りながら競技を行っています。
ですが、ルールに基づいて勝敗を決める役割である審判の方が『誤審だ!』と話題になっています!
今回は「話題の審判、イオアナ・バビウクさん」についてまとめてみました!
イオアナ・バビウクはどんな人?経歴は?
誤審判定ではないかと話題のイオアナ・バビウクさんはいったいどんな人なのか調べてみた所、
『元柔道選手』だった事が判明しました!
イオアナ・バビウクさんが柔道を始めたのは12歳の頃、周りに柔道をされている方がいてその影響で始めたようです。
17歳の時には、ルーマニア21選手権ブカレストヤシ61Kg級にて準優勝をされています!
引用:suketorio blog
国内の大会で2位とは柔道選手としての才能もあったようですね!
審判を始めたのは1996年、21歳の時
イオアナ・バビウクさんは21歳の時に審判としての道を歩み始め、今年でなんと28年目!!
イオアナ・バビウクさんは現在49歳という事なので、人生の半分以上を柔道の審判として活躍している大ベテランですね!
審判としてのキャリアはこのようになっています↓
2001年 大陸審判員
2008年 国際審判員
2012年 ロンドンオリンピックで審判
2021年 東京パラリンピックで審判
2024年 パリオリンピックで審判
確実にキャリアアップさせていますね!
大きい大会になればなるほど審判員の判断力、柔道への知識量が必要になってきます。
オリンピックの審判まで登り詰める事ができたのは、イオアナ・バビウクさん自身が柔道が好きなのだろうなと感じますね!
イオアナ・バビウクはエリート審判?誤審疑惑まとめ
審判員としてのキャリアが28年のイオアナ・バビウクさん。
その審判力も高く評価され、賞も受賞されています!
2011年、2012年、2023年EJU(ヨーロッパ柔道連盟)において最優秀女性審判員に選出
2024年IJF(国際柔道連盟)世界審判ランキングでは最優秀女性審判員に選出
などなど、柔道連盟からの信頼も厚い審判員のようですね!
ではなぜ今大会では誤審と騒がれているのか、今回の誤審問題の経緯をまとめてみました。
誤審疑惑が出たのは柔道男子90Kg級決勝、村尾三四郎選手対ラシャ・ベカウリ選手の試合です。
ラシャ・ベカウリ選手は、前回の東京オリンピクで金メダルを獲得していて注目があつまる一戦でした!
誤審疑惑の試合の流れはこちらです。
・村尾選手が先に技ありでポイント先取
・その後ベカウリ選手に追いつかれる
・試合時間が残り1分を切り、村尾選手が内股で技ありを取ったかに見えたが認められず
→ここで技ありが認められると2回の技ありで『合わせ一本』となり村尾選手の勝利となっていた
・その直後にベカウリ選手の投げがビデオ判定にて技あり判定となり『合わせ一本』で優勝
この判定に世間からは『大誤審だ!』とバッシングを受けています。
確かにこの流れを見ると誤審と思われるかもしれませんね・・・
ですが、審判としては確実に判断できなければジャッジを下す事は立場として難しいように思います。
村尾選手の内股技ありは審判が確実にジャッジできなかった事
ビデオ判定の権利を村尾選手が使い切っていてビデオ判定する事ができなかった
など、いろんな要因が重なったのではないかと思われます。
引用:エスプリプレス
だたオリンピックは国際的なスポーツの祭典で、普段スポーツをあまり見ない一般人の方からの注目度も高い国際試合です。
普段の試合も確実なジャッジが求められるのは大前提ですが、
一般の視聴者の方は、オリンピックは特に集中して選手の一挙手一投足から正確なジャッジを下してもらいたいと思うものだと思います。
今回の誤審騒動は、こんな視聴者の思いも込められている炎上なのかなと感じました。
このことからも今後イオアナ・バビウクさんのジャッジが覆る可能性があるかもしれませんね!
イオアナ・バビウクは引退を表明しているって本当?
イオアナ・バビウクさんは元々パリオリンピックを最後に引退する予定だそうです!
普段は母国ルーマニアにて、柔道を教えているようです。
審判引退後は若手選手の指導に当たる予定なのではないか?と考えます。
イオアナ・バビウクに対する世間の声は?
引用:ぴよノートI
さて今回の誤審疑惑ですがSNSでの反応を調べてみました!
検索欄にはこのような投稿がヅラリと並んでいました・・・中には忖度審判や買収疑惑などの投稿も・・
真実は定かではないですがこれだけの反応かあるのは確かなので、何らかの声明は出してほしいところではありますね!
ちなみに、全日本柔道連盟の公式Xは混乱を招かないようにコメント欄を閉鎖していました。
イオアナ・バビウク 誤審/審判 まとめ
引用:suketorio Blog
審判歴28年、国際審判になってからは21年というエリート街道を進んできたイオアナ・バビウクさん。
まさか審判を引退する最後の大会でこんなに炎上するとは本人も思わなかったと思います。
ですが、審判歴28年のベテランであるイオアナ・バビウクさんにも審判員としての信念やプライドがあっての今回のジャッジだと思います。
いろいろな思いが交錯した今回の騒動ですが、イオアナ・バビウクさんには「28年間の審判員人生お疲れ様でした」と伝えたいですね!
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