本田尚志が内部文章を送った記事を特定!経歴やSNSを調査

警察情報を漏らした疑いで逮捕された本田尚志容疑者

鹿児島県警の前・生活安全部長で警視正という階級でした。

現職当時に入手した情報を記者に郵送したとして逮捕されています。

記者に送った警察情報とはどういった内容だったのでしょうか。

また、内部文章を受け取った記者はどんな人なのか。経歴やSNSも調査してみました。

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目次

本田尚志が内部文章を送った記者は札幌のジャーナリスト小笠原淳!

内部告発の文章を受け取ったのは北海道の月刊誌の記者、小笠原淳(おがさわらじゅん)さん

小笠原さんは「北方ジャーナル」などを中心に警察の不祥事に関する記事を多数執筆し、本も出版しています。

捜査情報を第三者に漏洩したとして、5月31日国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで鹿児島県警の本田尚志、前生活安全部長が逮捕された事件。

本田尚志が内部文章を送った記者は札幌のジャーナリスト小笠原淳!
引用元:北國新聞

本田尚志容疑者は勾留理由の開示を求めた裁判の中で、あるメディアの記者に資料を送ったことを認めました。

そのメディアの記者というのが小笠原淳さんだったのです。

小笠原淳さんは受け取った内部文章が北海道では対応が難しいと判断して、文章の内容を福岡のニュースサイト「HUNTER」にメールで送りました。

その5日後に、ニュースサイト「HUNTER」の編集部に鹿児島県警が家宅捜査にきたそうです。

【時系列】

本田尚志容疑者から小笠原淳さんの元へ封書が届いたのが4月3日

→福岡のウェブサイトへメールで送信

→4月8日県警がウェブサイトの関係先を家宅捜査

→5月31日本田尚志容疑者逮捕

具体的には以下のようになります。

鹿児島県警がウェブサイトの関係先を家宅捜査した際に押収したパソコン。

その中から内部文章を見つけたことによって、本田尚志容容疑者を割り出したとみられています。

小笠原さんは本田尚志容疑者の逮捕をニュースで知り、勾留理由開示手続きで名前を出された後、

報道機関の問い合わせてを受けて、初めて内部文章の差出人が本田尚志容疑者だと知ったそうです。

小笠原さんは今回の捜査を疑問視しています。

「投書は差出人と私しか見ていないはず。県警は投書が存在するのか、現物を一切確認しないまま本田さんを逮捕した。しかも逮捕から4日も経って初めて現物があるか問い合わせてきた。あまりに捜査がずさん過ぎないか」

一度も現物を確認することもないまま逮捕。県警も焦っていたのでしょうか。

本田尚志の内部文章の内容は?

「闇をあばいてください」

一枚目にはこう書いてあったそうです。

文章は全10枚。

鹿児島県警の職員がストーカーや盗撮など犯罪を疑われる行為を働き、幹部も報告を受けているのに立件も公表もされていない

など、内部しか知りえない情報が詳細に記されていたそうです。

小笠原さんはインタビューにこう答えています。

「4月3日に封書を受け取って、差出人の名前が書いていないのと料金不足、だから印象深く覚えている。84円で届かないぐらいの重さのボリュームだった。開けると、1枚目に『闇をあばいてください』とあって、2枚目以下に具体的な、おそらく未発表であろう不祥事の概要をまとめた文章と警察の内部文書であろう資料があった。内部告発のようなものだろうと受け止めた」

このことから本田尚志容疑者が送った内部文章の内容は、警察の不祥事をまとめたものとされています。

本田尚志容疑者は、「野川明輝本部長が警察官による不祥事を隠蔽しようとする姿に愕然とした。公益を守るため、記者に捜査資料を送りました」と供述したそうです。

その野川本部長は現在、疑惑を全面否定しているものの、十分な説明をしていません。

鹿児島県警の内部で一体何が起きていたのでしょうか。

本田尚志の内部文章の内容は?
引用元:AERAdot.

本当のことを言っているのはどちらなのでしょうか。

もしも隠蔽されたことが事実だとしたら、これ以上隠さずそれぞれの罪を認めてほしいと思います。

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本田尚志が内部文章を送った記者・小笠原淳の経歴

1968年11月、小樽市生まれのライター。

旧「北海タイムス」の復刊運動で1999年に創刊され2009年に休刊した日刊「札幌タイムス」記者を経て、

現在は月刊「北方ジャーナル」を中心に執筆。

多くの連載を取材執筆し、「記者クラブ問題検証」記事で2013年に自由報道協会ローカルメディア賞を受賞。

北海道内における重大事件や深刻な社会問題の取材記事に定評があります。

著書に「見えない不祥事」という北海道警察の不祥事がテーマとなった本も出版しています。

本田尚志容疑者と小笠原さんは面識がなかったそうですが、こういった経歴を知って小笠原さんに内部文章を送ったのかもしれませんね。

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本田尚志が内部文章を送った記者・小笠原淳のSNS

小笠原淳さんのSNSを調べたとところ、X(旧ツイッター)を見つけました。

小笠原さんのXを見てみると、今回の本田尚志容疑者のニュースをたくさんリポストしていました。

自分の関わった事件。やはり関心があるのでしょうね。

そしてFacebookは2018年の投稿が最後ですが、こちらもやはり警察の不祥事について触れています。

何年も警察の不祥事について取材してきている小笠原さんだからこそ今回の事件も、この人なら!と思われたのかもしれませんね。

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本田尚志が内部文章を送った記者 まとめ

内部文章を送った記者は北海道の記者、小笠原淳さんでした。

内容は警察の不祥事についての内部告発だと言われています。

犯罪を取り締まるはずの警察官の不祥事が増えている中で、本田尚志容疑者が行ったことは正義感からの行動だったのかもしれません。

今回の警察の不祥事が真実なら、これからの捜査でしっかり事実を知らせてほしいですね。

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