パリオリンピック2024が始まりましたね!
開会式で、聖火ランナーの最終走者を務めたのが柔道のテディ・リネール選手。
実は、リネール選手は2007年より世界選手権10大会連続優勝、100 kg超級8連覇というスゴイ記録の持ち主!
しかしながら、試合に臨む姿は卑怯とも言われています。
こちらの記事では、デディ・リネール選手は卑怯なのか、また大注目の筋肉、そして柔道界の絶対王者と呼ばれるリネール選手のプレイスタイルについて調査しました。
リネールは卑怯者?
引用:Youtube
デディ・リネール選手は、204cmの高長身と長い腕を生かして、相手の奥襟をつかみ、頭を下げさせて組み合いを避ける防御主体の柔道を得意とします。
組み合いを避け、半身を取って逆に相手が逃げているような印象を審判に与えるのがリネールの柔道。
リネール選手が長年訓練してきた戦術なのです。
取り組みを避ける姿勢は、プライドを捨てた卑怯な態度にも見えます。
見ているこちらとしては、その姿勢にイライラしてしまいますが、これも1つの戦い方と納得しなければいけないようですね。
引用:Instagram Teddy Riner
今回のパリオリンピックでは、100kg超級に日本の斉藤立選手がオリンピック初出場されます。
斉藤立選手とは、2023年のドーハでの世界大会で戦っています。
その際は、リネール選手が勝ち、さらにリネール選手は優勝の金メダルを手にしています。
順調にいけば、オリンピックの舞台で対戦するであろう両者。
日本の柔道選手としては、オリンピックの舞台で倒すのが悲願である相手。
リネール選手がどのような試合展開をするのか、斉藤立選手はどのよう戦うのか、楽しみですね。
リネールの筋肉がヤバい!ベンチプレスは200㎏超え?
引用:Youtube
画像をご覧いただければ一目瞭然かと思いますが、リネール選手の体は筋肉ムキムキ!
日々のトレーニングは、ウェイトを使ったトレーニングを上半身を中心に行っています。
また、バイクを使用し有酸素運動も取り入れています。
ベンチプレスに関しては、何と230㎏を持ち上げられるほど!
引用:Instagram Teddy Riner
身長が高く、モリモリとした上半身は試合の舞台に立ったときも、相手の選手を圧倒します。
息子さんと比較するとさらにその体の大きさが分かりますね。
引用:Instagram Teddy Riner
以前の圧倒的強さはなくなったと言われているリネール選手ですが、日々のトレーニングで体のコンディションをばっちり維持しているようですね。
リネールは柔道界の絶対王者?そのプレイスタイルは?
引用:沖縄タイムズ
テディ・リネール選手は、その勝率の高さから柔道界の絶対王者、最強の柔道家であると言われています。
プレイスタイルとしては、組み手、試合運びがうまく、負けない柔道をしています。
得意技は大外刈、内股、隅返です。
テディ・リネール選手は、2007年の世界選手権大会で史上最年少の世界王者になりました。
愛称は、見た目とは裏腹に可愛く「テディベア」。
しかしながら、彼の試合成績はずば抜けており柔道家の絶対王者と呼ばれています。
ここまで金メダルで埋め尽くされている選手を見たことがあるでしょうか。
引用:Wikipedia
リネール選手のプレイスタイルは、以前の積極的に技を仕掛けていくスタイルから、守りの負けない試合運びをするスタイルへと変わってきています。
35歳という年齢もあるのでしょう。
しかしながら、柔道のルールも年々変わってきており、以下のようなルールも加わっています。
素早く組まない、または相手に組まれないような行為を行なった選手は、審判によって厳格に指導が与えられる。ある選手が、組み手争いの中で2回組み手を切ったあと、3回目に切った場合は「指導」が与えられる。
柔道チャンネル
組み手を避け続けるのも「指導」になってしまいます。
リネール選手の戦い方のスタイルもルールに合わせて、少しずつ変化させなければなりません。
どんなスタイルでも、勝負の世界。「負けない」ということは非常に重要です。
引用:Instagram Teddy Riner
東京五輪では金メダルを逃しているので、自国開催のパリ五輪で個人100㎏級3度目の金メダルに気合が入っているのは間違いありません。
得意技の大外刈や内股、隅返で1本を取る姿も期待して、リネール選手の試合運びを注目しましょう。
リネールに対する世間の声は?
引用:読売新聞オンライン
テディ・リネール選手は、まだまだ現役で活躍できそう!という声や、プレイスタイルの変化を指摘する声、
また、今回のオリンピック柔道の審判の判定に疑問をもつ声も見られました。
詳しくみていきましょう。
35でめちゃくちゃ強いこのお方を見てると、まだまだやれるな30代と思えてくる。(もうすぐ40)#リネール pic.twitter.com/7Y6fq3Tfe7
— JUDOMANIA (@DAICHANNEL14) May 6, 2024
日本では「投げを狙わず、つまらない」ということになっているリネールの、最近の試合。ちなみに2016年くらいまでは確かに組み勝って「指導」を狙うスタイルでした。しかし、IJFの「投げを狙おう」ルールに合わせて変化(進化)しています。現在ではリスクを負ってでも投げを狙うことも多いです。 https://t.co/OW5rSXlGT3
— 柔道ライター小林大悟(KOBAYASHI Daigo) (@D5_Kobayashi) April 15, 2024
聖火ランナーの最終走者に選ばれたリネール選手。
まだまだ彼の試合を観たいという根強いファンがたくさんいるようですね。
フランスを代表する柔道選手。最重量級の第一人者として活躍を期待する声は多いです。
引用:Instagram Teddy Riner
あー、やっぱ出ちゃった。疑惑のジュードー。なんで柔道はビデオ判定とかしないのかな?昔リネールなんかも酷いもんだったけどホント嫌な感じ。#パリ五輪 #柔道男子60キロ級
— ゆうこりん (@haihaihaiku575) July 27, 2024
フランスだから柔道は多分日本に難癖つけるような審判すると思ってたけど、まぁそうなる前に投げるしかないという事か。リネールの試合がどこまでまともな審判になるか楽しみだわ。
— 野良パグ (@norauutan) July 27, 2024
柔道はビデオ判定などがなく、審判員の決定は絶対である柔道の世界。
今回のオリンピックでも審判の決定が物議を醸しています。
リネール選手の試合では、審判の判定についても気になるところですね。
リネールは卑怯?筋肉がヤバい最強の柔道家 まとめ
引用:Instagram Teddy Riner
ここまで読んでくださってありがとうございます。Grazie!
こちらの記事では、デディ・リネール選手は卑怯なのか、また大注目の筋肉、そして柔道界最強と呼ばれるリネール選手のプレイスタイルについて調査しました。
リネール選手の防御主体の柔道は、観る人からするとイライラしますし、卑怯にも見えます。
しかしながら、それは柔道界の世界王者として長年の経験から編み出したリネール選手の戦術。
「負けない柔道」に徹するリネール選手の柔道に対する想いは、とても深いものがあります。
自国フランスへの愛国心が強く、国を背負っているという責任もあるのでしょう。
今回のパリオリンピックでは、最終の聖火ランナーを務めたことでその注目度も上がっています。
実は、日本が大好きで合宿などでも何度も日本を訪れているリネール選手。
引用:Instagram Teddy Riner
憧れは、井上康生選手でした。そんな日本ともつながりの深いリネール選手。
日本代表の斉藤立選手との金メダル争いも対戦も楽しみですね!
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