パリオリンピックに、柔道女子78キロ級の代表として出場した高山莉加選手。
個人戦では残念ながら5位となりメダル獲得となりませんでしたが、団体戦では格上相手に勝利しチームに大きく貢献しました。
そんな高山選手の柔道のコーチや、格上相手に勝った理由について調べてみました!
高山莉加の柔道のコーチは誰?
引用 産経新聞
高山選手の柔道のコーチは、パリオリンピックでは池田ひとみさんと、上野順恵さんの2人です。
高山選手のコーチについて調べたところ、今回パリオリンピックでのニュースで度々高山選手の隣にいるところが撮影されていたコーチは、池田ひとみコーチでした。
引用 joc.or.jp
池田コーチは、普段は自衛隊体育学校に所属しています。
高山選手と同じ78キロ級選手で、東京五輪では78キロ級金メダリストの濱田尚里選手のコーチもされていました。
濱田選手は当時池田コーチに、
日本の柔道家にとって金メダルは最低限条件だと思っている
と言われていたそうなので、今回のパリオリンピックでも高山選手に同じ言葉をかけた可能性が高いですね。
濱田選手はその言葉通り、金メダルを獲得しました!
引用 東京新聞
パリオリンピックのチームジャパンのメンバーでもう1人の女性コーチは、高山選手と同じ三井住友海上火災保険株式会社所属の上野順恵コーチです。
引用 joc.or.jp
上野コーチは70キロ級選手なので、今回は同じ70キロ級の新添左季選手の隣にいる様子が多々見られました。
普段は高山選手と同じ三井住友海上火災保険株式会社所属なので、練習の休憩中に話をする機会も多かったのではないでしょうか。
今回のチームジャパンの女性コーチ2人は高山選手にとって、東京五輪金メダリストの元コーチと職場の先輩という頼もしいコーチ陣だったでしょう。
残念ながら個人では5位という結果でしたが、今回のチームジャパンのコーチ陣から学んだことが今後の柔道人生の糧になっていると良いですね!
高山莉加が格上相手に勝った理由は?
引用 サンスポ
高山選手が格上相手に勝った理由は、対策されていた得意の寝技を使わずに、隙をついた大内刈りが見事にハマったことです。
個人戦では悔いの残る結果となった高山選手。
しかし団体戦ではまさかの格上相手に勝利をおさめました。
その理由を調べたところ、なんと高山選手が団体戦で技ありを奪った大内刈りは、高山選手にとって得意ではない技だったようです。
実は高山選手は、個人戦では得意だった寝技を海外勢の選手から徹底的に対策されていました。
その結果なかなか技を繰り出すことができず、準々決勝で指導を3回受け反則負けにより高山選手は敗退となりました。
実はこの3回目の反則判定には誤審疑惑が上がっています。
五輪公式データ提供サービスではこの3回目の反則理由について「不明な反則」とされています。
同じ柔道の男子60キロ級で永山竜樹選手が、「待て」を無視した相手による締め技一本負けによる誤審騒動が大きな波紋を呼んだばかりということもあり、
パリオリンピックでの柔道における誤審に対する世間からの疑惑に拍車がかかっています。
大会期間中ということもあり、高山選手本人から誤審疑惑に関しての言及はまだありません。
帰国後のインタビューで誤審について触れられる機会も高いので、今後の発言に注目です!
引用 日刊スポーツ
団体戦決勝戦では、個人戦で技を繰り出せなかった心残りがあったのでしょうか。
高山選手は団体戦後のインタビューでこのように語っています。
負けるんだったら技をかけて負けちゃったほうがいいなって。自分の今できることをやって、後悔しないようにオリンピックを終わりたいって思ったので、あそこで得意じゃない大内刈りが出て。そしたら相手もごろんと倒れたので、うまーくポイントをとることができた
日刊スポーツ
個人戦で得意の寝技を封印され技を繰り出せなかった悔いを団体戦で見事に晴らしたことが、格上相手への勝利に繋がりました。
引用 中日新聞
また、対策されていた得意の寝技ではなく得意ではない大内刈りを狙ったことで対戦相手の隙をつけたのでしょう。
同大会内で最高の形でリベンジを果たした高山選手。
敗戦を糧に更に強くなった高山選手の今後に期待ですね!
高山莉加のオリンピックでの成績は?
引用 日刊スポーツ
高山選手のオリンピックでの成績は、女子78キロ級で5位。混合団体で2位で銀メダルを獲得しました。
高山選手のオリンピックでの成績は、女子78キロ級では5位でした。
3位決定戦敗退後のインタビューでは、
最後、銅メダルを目指して頑張ったんですけど…。やっぱりオリンピックってそんなに甘いもんじゃないなと思いました」と無念さをにじませた一方で「でもやっぱり、支えてくださる方には本当に感謝しています
Yahooニュース
と話していたそうです。
頼もしいコーチと挑んだ初めてのオリンピック。
悔しい気持ちで一杯のなか周りの人たちへの感謝を伝える人柄が素敵ですね。
翌日に挑んだ混合団体では2位に入賞し銀メダルを獲得しました!
前述の通り、格上相手に勝利したことはSNS上でも大きな話題を呼びました。
高山選手は
こうやってメダル獲れるのはうれしい。銀色ですけど、めちゃくちゃ輝いているメダルだと思います
サンスポ
と話し喜びを噛み締めたそうです。
体型に差のある対戦相手に高山選手は
めちゃくちゃ怖かったです
と話していたそうです。
しかし、小柄な日本人選手が大きな相手に果敢に挑み勝利する姿に多くの人が勇気をもらえたでしょう。
今回のオリンピックで敗退翌日にチームの為に勝利をおさめた高山選手。
4年後のロサンゼルスオリンピックでは個人戦でリベンジを果たしてほしいですね!
高山莉加に対する世間の声は?
引用 西日本新聞
高山選手に対する世間の声を調べたところ、格上相手と対戦する姿がかっこいいという声が多く見られました。
高山選手に対する世間の声を調べてみると、やはり大きな話題を呼んだ団体戦がカッコよかったと好感をもつ声が多かったです。
また、かっこいいと話題になっている反面、表彰台でのある姿が可愛いという声もたくさん寄せられていました!
高山選手にとってはオリンピック初のメダル獲得。
嬉しそうにずっとメダルを眺める姿が可愛いと感じた方も多いようです!
畳の上でのカッコいい姿から表彰台での可愛い姿のギャップが魅力的な高山選手。益々人気が高まりそうですね!
高山莉加の柔道コーチまとめ
引用 南日本新聞
高山莉加選手の柔道コーチは、同じ78キロ級選手の池田ひとみコーチです。
また、違う階級のコースですが同じチームジャパンコーチ陣には、所属先が同じ上野順恵コーチがいます。
パリオリンピックでは個人女子78キロ級で5位。
混合団体では格上相手に勝利し2位になり銀メダルを獲得しました。
世間からはこの混合団体戦で格上相手に勝利した姿がかっこよかったと話題になっています。
格上相手に得意ではない技で勝利を掴んだ高山選手にはもう怖いものはないでしょう!
4年後のロサンゼルスオリンピックでは金メダルを獲得し、また表彰台の上で嬉しそうな姿が見れると良いですね!
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