2024年の11月12日(火)に、日本テレビ系「ザ・世界仰天ニュース」で『福岡・赤池町保険金殺人事件』が取り上げられました。
1990年12月に起きたこの事件では、当時20歳の益田千栄(ますだちえ)が2000年4月に殺害容疑で逮捕されています。
被害者の無理心中を装い、2人の男女が殺害された『福岡・赤池町保険金殺人事件』。
今回は、残酷な事件で世間を騒がせた益田千栄の現在、結婚して子供がいるのか、また驚くべき犯行動機を調査しました。
【顔画像】益田千栄の現在は?
引用:Youtube
『福岡・赤池町保険金殺人事件』は当時20歳の益田千栄と、小田義勝の2人によって起きた事件です。
益田千栄は小田義勝と逃亡の末、2000年4月29日に福岡県警・田川警察署へ自ら出頭し逮捕されました。
事件の主犯である小田義勝は、福岡地裁の第一審判決で事件の悪質さから死刑を言い渡され、2007年4月27日に執行されました。
一方益田千栄は、主犯が小田義勝であったことから無期懲役という判決になっています。
事件当時20歳という若さで、無期懲役を言い渡された益田千栄は前代未聞となりましたね。
益田千栄は、福岡地裁の判決に控訴しなかったため、2024年11月現在も服役中と考えられるでしょう。
益田千栄は結婚している?旦那(夫)はどんな人?
『福岡・赤池町保険金殺人事件』の当時20歳だった益田千栄を考えると、
益田千栄は、福岡県内の名門校に在籍していましたが、同級生の話によると“目立たない影にいるような存在“だったそうです。
学業成績もごく平均的で、親しい友人もあまりいませんでした。
さらに、益田千栄の実家は広い庭と高い塀に囲まれた立派な和風豪邸という情報があったため、益田千栄は裕福な家庭で育ったと考えられます。
しかし、2024年の現在も益田千栄の家族構成や詳しいことは明らかになっていません。
裕福な家庭環境であったのにも関わらず、罪を犯してしまった益田千栄。
未だ謎に包まれた益田千栄には、もっと複雑な背景があるのかもしれませんね。
益田千栄に子供はいる?
上記でもお話ししましたが、事件当時の益田千栄の年齢を考えると、結婚をしていないと思われます。
高校卒業後は、定職に就かなかった益田千栄はアルバイトをしていました。
そのアルバイト先が、事件の主犯である小田義勝が経営する「マスダ宝石」だったのです。
小田義勝は、従業員として応募してきた益田千栄を社長に据えることで、店名を「マスダ宝石」にしていたことが分かっています。
小田義勝との出会いが、益田千栄の人生を狂わせましたが、
そんな益田千栄の犯行動機とは一体どんなものだったのでしょうか?
益田千栄の犯行動機がヤバい?
事件の犠牲となってしまった女性は、「マスダ宝石」に入社後、死亡保険金1億円という多額な保険がかけられました。
保険を掛けた従業員の女性を殺害すると、テレクラの男性に罪をなすりつけるため無理心中を装い、さらにその男性も殺害しようという手口です。
テレフォンクラブ:電話を介して女性との会話を斡旋する店
引用:Youtube
1990年12月25日、益田千栄と主犯である小田義勝は、保険金殺人計画を実行に移しました。
クリスマスという日に、死亡保険金1億円という多額の保険をかけられた従業員の女性と、テレクラで知り合った男性を別々の場所で殺害します。
無理心中を装うため、男性は遺書を書かかせた上で殺害され、遺体を車で燃やされてしまいます。
しかし事件直後、益田千栄は被害者の供養にも顔を出すという非道さを見せました。
そして益田千栄は、小田義勝と東京に行方をくらました後、約9年間にも及ぶ逃亡生活を送ることになります。
死亡保険金目当てのためだけに2人の若い男女が命を奪われてしまった悲惨な事件。
主犯が小田義勝であることから、無期懲役と下された益田千栄ですが、2人は一体どんな関係にあったのでしょうか?
益田千栄と共犯者・小田義勝との関係は?
引用:Youtube
益田千栄を社長に据え、「マスダ宝石」と店名を変えた後、2人は交際を開始しました。
しかしそれは、健全な交際とはまるで程遠い一方的な支配関係でした。
雇われ社長となった益田千栄は、小田義勝に惚れ込み言いなりになっていきました。
小田義勝は益田千栄を洗脳し、意のままに動かしていきます。
益田千栄は精神的に追い詰められ、小田義勝への恐怖心から関係を断ち切ることができなかったそうです。
そして、小田義勝は自らの犯行計画に、益田千栄を巻き込んでいきました。
支配されていた益田千栄と小田義勝は、歪んだ交際関係にあったと言えるでしょう。
しかし、支配されたからといって殺人を犯すのも理解に苦しみますね。
益田千栄の現在 まとめ
今回は、1990年に起きた『福岡・赤池町保険金殺人事件』の犯人である、益田千栄の現在について調査しました。
2002年7月に無期懲役が確定した益田千栄は、2024年11月現在も服役中だと考えられます。
- 益田千栄は、事件当時20歳であることや、共犯者の小田義勝と交際関係にあったことから結婚相手や子供はいない。
- 益田千栄と小田義勝は交際関係にあったことが明らかとなっているが、小田義勝による一方的な支配の元に成り立っていた。
『福岡・赤池町保険金殺人事件』は、2人の若者の尊い命を奪っただけでなく、遺族や多くの人々に深い傷跡を残しました。
事件から30年以上も経過した現在も、記憶に残る衝撃的な事件ですね。
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